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雲海のような霧

  • 執筆者の写真: kuranoyadokakurekura
    kuranoyadokakurekura
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分

今年の冬は、どこか不思議な風景に出会うことが多い気がします。

日が沈んでから、ほんの少し経ったころ。

雪に覆われた田んぼのすぐ上を、霧のようなものが静かに漂いはじめました。


里山は雲の上に頭を出したように見え、さらに引いて眺めると、雪の白と溶け合って、

まるで雲海に浮かぶ隠れ蔵のような景色に。


気温が0℃を少し上回り、雪がありながらもわずかに湿り気を含んだ空気。

そんな条件が重なって、この一瞬だけの風景をつくり出したのかもしれません。


同じ場所にいても、同じ季節でも、同じ景色に出会えることはありません。

刻々と表情を変えながら、いろいろな顔を見せてくれる隠れ蔵の里山。


この冬もまた、「今日はどんな景色だろう」そんな楽しみを、静かに重ねています。



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