田んぼに静けさが戻るころ

10 時間前
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稲に雨が欲しかった頃には、ほとんど降らなかったのに、刈り取りの時期になると雨の日ばかり。
なんとも意地悪な空です。
そんな中、たった一日の晴れ間を待って、ようやく稲刈りを迎えました。
隠れ蔵の裏の田んぼも、無事に刈り取りを終えました。
一面が黄金色に染まる景色は、一年の中でも特に好きな風景のひとつです。
そして稲刈りが終わると、田んぼは少し静かになり、そのぶん空が一気に広く感じられます。
景色が変わると、季節も次へ。
今年のお米が食卓に届き、カエルや蝉の声は、少しずつ鈴虫など秋の虫の声へ。
蒸し暑かった夕暮れも、もう少しすると、風の中にひんやりとした空気が混ざり始めます。
田んぼが大きな役目を終えたあと、隠れ蔵もまた、ゆっくりと秋のチャプターへ。
田園の景色を眺める時間から、虫の声を聞いたり、夜風を感じたりする時間へ。
夕暮れが少し早くなった頃、外に出ると、夏とは違う風や音に気づくかもしれません。
秋の夜は、少し外に出てみると、夏とはまた違う隠れ蔵の時間が見つかるかもしれません。





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